こんにちは、チェリ子です。
「オーストラリアの文化」と聞いて、何を思い浮かべますか?
オーストラリアに行ったことある人以外はパッと思いつくものは少ないのではないでしょうか。
それもそのはず。
オーストラリアは建国1901年。
建国してまだ120年ほどの若い国なのです。
日本が2000年以上の歴史があるのでそれと比較したらオーストラリアはかなり若いのです。
そのため、「オーストラリアの文化」としてイメージできるものが少ないのが事実だと思います。
そこで、オーストラリアに留学経験のある私が
「これはオーストラリアならではの文化だよね!」
というものをご紹介していきます。
BBQ(バーベキュー)文化
オーストラリア人はBBQが大好きで、BBQこそオーストラリアの文化といえます!
休日はどこでもBBQだらけ
休日は、公園や家のベランダなど、BBQをしている人をよく見かけます。
オーストラリアでは公園やマンションのベランダには、
なんと無料で利用できるBBQのコンロがあるため、食材だけ買って気軽にBBQを楽しむことができます。
留学中は毎週のようにBBQしていました。
BBQメニュー
オーストラリアならではのBBQメニューには、
・焼いたソーセージをパンにはさんだホットドック(オーストラリアのソーセージは日本のソーセージと比較して柔らかい)
・カンガルーの肉(低脂肪でヘルシー)
があります。
カンガルー肉はささみのような味がして、意外にもおいしいですよ。
中には臭いが強いものもあり、好き嫌いがわかれるお肉です。
オーストラリアのBBQスラング
オーストラリア人は
BBQのことをbarbie(バービー)と呼び、
ソーセージのことをsnag(スナァッグ)と呼びます。
ソーセージは日本のものと比べて、ブニョブニョで柔らかく、
先が切られていないものが一般的です。
みなさんもオーストラリアでバービーして、スナァッグを食べましょう!
ちなみにオーストラリアのスラングについて気になる方は、こちらの本をおすすめします。
地域ごとのスラングや文化について英語で書いてあります。
競馬の日(メルボルン)
メルボルンがビクトリア州では競馬の日というものがあります。
私がいたブリズベンでは休日ではなかったのですが、メルボルンのあるビクトリア州では休日となるのです。
その日はメルボルンカップと呼ばれる、競馬の大会があり、競馬場や自宅で多くの人が競馬を楽しみます。
大セールの日”Boxing Day” (ボクシングデイ)とは
ボクシングデイとは、クリスマスが終わった次の日の12月26日の事をいい、
クリスマスで売れ残った商品がセールで超格安に売られます。
ボクシングデイの由来
”Boxing”の由来は2つあるそうで、
”Boxing” の意味は、スポーツの「ボクシング」ではなく「箱」の “box” から来ているんです。箱のなかに余った、プレゼントを配布するというニュアンスであると考えられています。
Boxing Dayにはどれくらいの割引されるのか?
私はボクシングデイにTypoというオーストラリアの雑貨屋さんで
$15くらいのパソコンケースをボクシングデイの割引でで$5で購入できました。
半額以下の割引だったのでかなりお得でした。
格安の商品を狙うにはボクシングデイにお買い物することをおすすめします。
ビーチ文化
オーストラリアには美しいビーチがたくさんあり、日光浴・サーフィン・砂浜ヨガなどをしている人でにぎわっています。どれくらいビーチ文化があるのかを紹介していきます。
クリスマスや年越しはビーチで
オーストラリアの12月~1月は夏真っ最中。
クリスマスには、サンタの帽子をかぶってビーチでクリスマスを祝う人々を見かけました。また、ゴールドコーストではお正月にビーチで花火が打ち上げられるなど、イベントの会場としてもビーチが利用されていました。
夏のクリスマスやお正月はオーストラリアならではですね。
都心にも人口ビーチ(ブリスベン)
こちらは、ブリズベン市内の人口ビーチです。
ビーチまで行くのが「めんどくさい」と思っても、都市にビーチがあるんです。
人口ビーチを作ってしまうほど、オーストラリア人の生活にとってビーチは身近なものだといえますね。
インスタ映えなキャンピングカー
ビーチ付近には、カラフルなキャンピングカーをよく見かけます。
手書きでペインティングされたキャンピングカーなど個性豊かなものもあり、
インスタ映えしそうなキャンピングカーにあふれていました。
アボリジニ―文化
オーストラリアで古くから根ずく文化として忘れてはいけないのは、オーストラリアに住んでいる先住民「アボリジニー」たちの文化ではないでしょうか。
アボリジニ―とは
アボリジニ―とは、オーストラリア大陸やその周辺諸島に居住していた先住民の事です。
アボリジニ―の歴史
アボリジニ―の歴史についてさらっと説明します。
アボリジニ―は遊牧生活で狩猟をしていた民族で、1788年当時には250を超える言語が使われていたそうです。
しかし、18世紀後半にイギリスを中心とするヨーロッパ人達による迫害植民地化により、アボリジニ―の人々の数が減少していきました。250を超えていた言語は現在では75まで減少してきていると考えられています。
イギリスに植民地化された後、オーストラリアでは同化政策が推し進められ、19世紀後半まではアボリジニ達は強制的に都市部生活を送らされました。
アボリジニーの文化
オーストラリアでは、先住民アボリジニ―を迫害した過去を反省し、アボリジニ―の文化を尊重するために、イベントや動物園などで、アボリジニ―たちがパフォーマンスを披露することが多々あります。
アボリジニ―のパフォーマンス
ダンスや楽器を使って彼らはパフォーマンスをします。
ダンスでは、木と草を使って火を起こしたり、独特な言語で歌を歌ったりしてくれます。
また、楽器は、「ディジョリドゥー」と呼ばれる楽器を彼らは演奏してくれます。
まとめ
以上、オーストラリアを「文化」の面で見てみました。
オーストラリアは建国して120年という短い歴史ですが、その中でも、
・BBQ文化、競馬Day、クリスマス後のボクシングDay、ビーチ文化
そして、
・先住民のアボリジニ―の文化が根付いています。
オーストラリアに行った際はオーストラリアだからこそ体験できる文化を
体験してみてくださいね!