こんにちは。チェリコ(@cherry_possum)です。
当時大学生の頃の私は、将来やりたいことなどなく、就活を控えていたこともあって
私にとって幸せってなんだろう?
と漠然に疑問を持っていました。
そこで今回は、私がオーストラリア留学していたときに
オーストラリア人の友達や彼氏からから学んだ「幸せ哲学」についてシェアしたいと思います。
オーストラリア人の友達の言葉が衝撃的だった
オーストラリア留学中、オーストラリア人の友達 Jack(ジャック)に何気なく幸せについて話したときの話です。
I don’t know what makes me happy…
( 何が私を幸せにするか、わかんないんだよね〜 )
とつぶやいたら、
No one makes you happy except you.
(誰も君を幸せにはしないよ、自分以外はね。)
と、当時の私には衝撃的な返答をされました。
最初は「誰も私を幸せにしない?どういうこと?」とポカンとしていたのですが、よくよくその言葉の意味を考えてみると、とても腑に落ちたのです。
「何が私を幸せにするか」という問いはそもそも間違っていたのだと。
なぜなら、周りの人や環境は、私にとっての幸せが何かは知らないし、私を幸せにする保証はないからです。
なので、Jackが言いたかったのは、
「この人と付き合ったら幸せになる」「この会社に就職すれば幸せになる」など「 何かが私を幸せにしてくれる 」と外部的要因に幸せを求めるのではなく、自分自身にとっての幸せの定義を考えて、行動することで幸せになるよということです。
このJackの言葉を聞いて、自分の幸せ軸を考えるようになりました。
オーストラリア人の彼が感じる日本人の生きづらさ
私には、オーストラリア人の彼氏がいます。
彼は日本で英語の先生をしているのですが、いろんな生徒と話しているうちに、日本人の生きづらさを感じるようになったそうです。
嫌いな仕事を続ける日本人たち
彼が英語の先生の仕事をしているとき、
彼が日本人の生徒に「今の仕事好きですか?」と聞くと、たくさんの日本人は「好きではない」と答えるとのことです。
彼はそれを聞くたびに、
好きではないのになぜその仕事を続けているの?
と疑問に思うそうです。
みんながみんなやりたい仕事ができるわけではないので、一定の人は「仕事が好きではない」と思うのは仕方のないことですが、ほとんどの日本人が「仕事が好きではない」と感じているのは、「自分が何をしたら幸せなのか」をあまり考えずに生きてきているのではないかと思います。
彼が生きづらさを感じている日本人に伝えたいこと
そして彼が、感じているのは、日本人は「他人や社会を気にしすぎ」だということです。
そんな彼が、生きづらさを感じている日本人に伝えたいことは、
Focus on yourself first, society last.
(自分自身のことを先に考えて、社会のことは後でいいよ)
ということです。
日本人とオーストラリア人の「何を大切にするか」の価値観を比較すると、
日本:Society(社会) > Community(近所の人たち) > Family(家族) > You(自分)
オーストラリア:You(自分) > Family(家族) > Community(近所の人々)> Society(社会)
日本人とオーストラリア人は真逆な考えです
日本人は周りを気にしすぎるあまり、自分を犠牲にしてしまっている人が多いのです。
確かに、思い返せば私がオーストラリアに留学していたころ、オーストラリア人は家族や自分の時間を大切にしている人が多かったです。例えば、日本での飲み会の文化はなく、帰ったら家族と一緒に夕食を食べる家庭が多いです。また、有給休暇が1ヶ月間あったりと日本の企業では考えられないくらいの長期休暇を与えてもらえます。
日本では過労死が社会問題となっているのも、周りを気にして会社をやめられなかったり、好きではない仕事を続けていたりしているからなのだと思います。
生きづらさを感じているのであれば、まずは自分にとって何が幸せなのかを考えることが大切なのだと思います。
まずは自分自身が幸せにならなきゃ、他人を幸せにできないよ。
周りのことを考えるよりもまずは自分の幸せについて考えてみようと思えました。
あなたにとって幸せって?
以上、オーストラリア人から学んだ「幸せの哲学」を紹介してきました。
日本人は「他人を気にする」マインドが他国の人々よりも多く、自分を犠牲にしがちなのだとオーストラリア人から学んだ気がします。「他人を気にする」という文化は、プラスの面では世界に誇る「おもてなし」や「街の清潔さ」にあらわれていますが、マイナスの面では「過労死」として現れています。
もっと自分にとっての幸せについて考え、その幸せに向かって生きていいんだと思います。
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こちらの記事にも日本人とは違った価値観をもつオーストラリア人についてふれています↓