こんにちは。チェリコ（@cherry_possum）です。
私はオーストラリア人の彼氏と付き合って3年が経ち、近い将来にオーストラリアで彼と一緒に暮らすことを見据える中で、
チェリコオーストラリアで働くのにはどんな選択肢があるんだろう？
と考えるようになりました。
私がオーストラリアに留学していた際に出会った日本人の方々がどんな仕事をされていたかを思い出しつつ、オーストラリアで働くにはどんな選択肢があるかをまとめてみました。
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オーストラリアで働くって？
まず、オーストラリアは、日本のポテンシャル採用と違ってスキル重視の社会です。
社内で教育して育てるというより、すでにスキルを持った人を採用する傾向にあります。
私はオーストラリアに留学中に3ヶ月間現地企業でインターンをしたことがあるのですが、入ってすぐに何も教えられることなく、いきなり英語での電話・メール対応やお客様対応を任されました。
チェリコ毎日パニック状態で、インターンでさえ、習うより即戦力を求める環境だったのを覚えています。
もちろん企業にもよるとは思いますが、現地の企業で働くとしたら、日本のようにポテンシャル採用や社内教育というものがあまりないため、英語+αのスキルがないと正社員としての就職は難しいのが現状です。
といっても、これはオーストラリア現地企業での正社員の話なので「オーストラリアで働く」という広い視野でみるとアルバイトや日系企業からの海外駐在など選択肢は他にもたくさん考えられます。正社員以外の選択肢も含め、実際にオーストラリアではどんな職業に就いているか紹介していきます。
オーストラリアで働くにはどんなビザが必要？
オーストラリアの現地企業での正社員を目指すのであれば、永住権かパートナービザを持っていると採用されやすいです。というのも、就労ビザを得るにはオーストラリアのスポンサー企業がビザ代を払う必要があるため、ややハードルが高いのです。
アルバイトであれば、ワーキングホリデービザや、そして学生ビザでもバイトできます。
それぞれのビザごとでどんな職種についている人が多かったのかをまとめました。
オーストラリアで私が留学中に実際に出会った日本人
オーストラリアで働いている日本人の方々を分類すると
① 永住権、就労ビザ、パートナービザを持っている人
② 日本企業からの駐在員
③ ワーキングホリデービザで来た人
の大きく３つにわかれます。3つの属性でそれぞれどんな仕事をしていたのか、以下紹介していきます。
①オーストラリアのパートナービザ・永住ビザを持っている日本人の職業
パートナービザや永住ビザを持っている日本人の職業について紹介します。
現地企業（特に日本語を活かせるポジション）
前職のスキルを活かせるポジションや、日本語が話せるスタッフを必要としてい場合は、日本人は採用されやすいです。
私が出会ったのは、ワイン会社での日本市場のマーケターさんです。オーストラリアはワインの生産国として有名で、ワイナリーがたくさんあります。そのため、日本人観光客がワイナリーに訪れる際は、日本語でのワインの説明を行う仕事もあるとのことです。日本に市場がある会社だと就職できる可能性は高いです。
結婚式場スタッフ
コロナ前は、海外ウェディングや写真だけ撮るフォトウェディングが日本人の間で流行っていたので、日本人向けのウェディングのスタッフとして働いている方もいました。オーストラリアは、海がきれいだったり、教会も日本より大きかったりするので、オーストラリアでウェディングをする日本人が一定数いたようです。
留学コーディネーター
留学コーディネーターはオーストラリアに留学する日本人のサポートを行っています。留学ビザの手続きや現地の大学のスタッフとの英語でのやり取りなどが仕事です。また、日本人の悩み相談や就活相談も行ったりもします。
美容師さん
オーストラリアには、日本人向けの美容室があります。日本人の髪は西洋人と比較して髪の量が多く毛質も異なるため、髪の切り方が違うそうです。そのため、現地に暮らす日本人は「日本人の美容師さんに髪を切ってもらいたい」と思う人が多く、需要があるようです。
ホテルのフロント
日本語を話せるスタッフを必要としているホテルでは採用されやすいそうです。私が会った人は、オーストラリアのTAFE（専門学校）でホスピタリティを学んだ後にホテルに就職していました。
日本語講師
オーストラリアでは日本語を学ぶ人が意外にも多いです。
例えば私が留学していたブリスベンには、公立の日本語のバイリンガル小学生があり、日本語のみの授業があったりします。日本語を活かして日本語講師になるという選択肢もあります。
おみやげ屋の店員さん
特に、ケアンズの空港やマーケットのおみやげコーナーで働かれている日本人の方に多く出会いました。ケアンズは日本人観光客が多く、日本語の標識も多く見られるので日本人スタッフの需要は大きいようです。
日本人向けの観光ガイド
日本人観光客向けの観光ガイドです。日本人観光客に観光地を説明するだけでなく、現地のタクシーやバスの運転手をはじめ、ホテルの受付スタッフやレストランのスタッフなどと英語で対応します。観光ガイドは、永住ビザでなくてもワーホリや学生ビザでアルバイトしている人もいました。
② オーストラリアでワーホリ・学生ビザ編
ジャパレス（日本食レストラン）
日本人が一番受かりやすいのはジャパレスです。オーストラリアには寿司・ラーメン・お好み焼き・うどん屋さんなど多くの日本食レストランがあるので、日本人アルバイトは重宝されます。
バリスタ
バリスタは現地の人にも人気な職であるため、難易度は高めですが、日本でバリスタの経験があって英語力が高い人はバリスタという選択肢もあります。
ファーム
通常1年のワーホリの期間を2年に伸ばすために、セカンド・ワーキングホリデービザ制度というのがオーストラリアにはあります。オーストラリアの地方にあるファームで働くことで2年目のワーホリビザを得ることができます。私が出会った人は、イチゴやブルーベリー農場などで働いたと言っていました。時給制のところもあれば、取った量で給料が決まるところもあったり、ファームによって給与体系はまちまちのようです。
フリーランス
ワーホリに限らずですが、一定のスキルを持ったデザイナーやプログラマーは海外で働きやすいです。パソコンさえあれば日本から仕事を受注できたりするので、場所関係なく働けます。
オンラインでスキル習得するならUdemyで学習するのがおすすめです。デザイン、Webサイト制作、動画制作などを安く学べるので、自分の適性を図りやすいです。オンラインなので、オーストラリアにいながらも学ぶことができます。
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③ 日系企業の駐在員
オーストラリア留学中に参加した、日本の商工会イベントで実際に出会った駐在員の方々の業界について紹介します。
▼ 現地で出会った日系企業駐在員の方々の業界
・商社（5大商社の人が多かったです）
・石油会社
・メーカー系
・IT系
・自動車系
駐在員から現地企業への採用という道も
私が出会った駐在員の方の中には、駐在員としてオーストラリアに来て、取引先の企業に内定をもらって就労ビザを得た方もいらっしゃいました。駐在員というと、日本に帰ることが前提なイメージですが運が良ければ現地企業に転職という選択肢もあります。
オーストラリアは、意外とコネ社会でもあるので取引先の企業の人とコネを作って就職！という手もあるようです。
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まとめ
以上、実際にオーストラリアであった日本人の方の職業について紹介してきました。
英語だけでなく、「日本語を話せる」というのも武器にしてオーストラリアで働いている人が多い印象でした。
オーストラリアで働きたいという人の少しでも参考になれたら嬉しいです。
